素晴らしい香りのブータン松茸

国産松茸とブータン産松茸

 国産の松茸と比べても引けをとらない素晴らしい香り!それがブータン松茸の特徴です。

 国産松茸は、戦前の1941年に約12,222トン、戦後の1960年に約3,500トンのピークを迎えた後、里山放棄や害虫被害、後継者不足などで漸減し、2015年の約70.9トンを最後に減少傾向に転じ、2023年にはわずか18.5トンまで落ち込んでいます(林野庁「特用林産物生産統計調査」令和5年確報)。国内消費量約500トンのうち約96%を輸入に依存し、そのうち66.7%が中国産です(財務省「貿易統計」2023年確定値)。

 一方、ブータン産松茸は2023年に6.5トンを記録し、これは国内第1位の岩手県(10.8トン)の約60%、第2位の長野県(2.5トン)の約2.6倍に相当する量でした。さらに、2024年速報では約9.7トンを達成し、前年比約49%増と急成長しています。弊社は2024年は約4.2トン ブータン産松茸を輸入しており国内シェアNo1です。

 どうしても輸入物の松茸と言うと香りが失われてしまいがちです。しかし、ブータン産松茸は驚くほど素晴らしい香りがするのです。
 また高地で取れるためかブータン松茸はほとんど虫食がありません。

輸入元国 輸入数量(kg)
中華人民共和国 343,339
カナダ 65,342
アメリカ合衆国 64,634
ブータン 9,718
メキシコ 3,118
大韓民国 308
ラオス 48

2024年松茸輸入国別統計

※出典:財務省「貿易統計」2024年速報(品目コード0709.55‑000〈マツタケ〉、累計数量)

ブータン松茸の産地について

松茸の主な産地

 ブータン松茸の主な産地は首都ティンプーの西側に位置するゲネカ(標高2,890m)、(標高2,718m)、国際空港のあるパロの高地(標高3,000m付近)、中央ブータンの東側に位置し、年1度8月下旬に地元の人を中心にマツタケフェスティバルが行われているウラ(標高3,188m)、そして、ウラから車で20分以上、山奥に入ったソムタン(標高3,500m)更に奥に入ったシンカル(標高3,515m)です。
 ちなみに、パロから首都ティンプーまでは車で1時間、ティンプーからウラまでは車で9時間くらい掛かります。

シンカルの松茸林
標高3515m シンカル
ウラ
毎年8月に松茸フェスティバルが行われているウラ
パロの高地(標高3,000m)の松茸
2024年ブータン産松茸初収穫 ソムタン

ブータン松茸品質へのこだわり!

なぜブータン松茸は国産に引けを取らない味と香りと言われるようになったのでしょうか?
それは、弊社とブータン側パートナーの少しでも鮮度良く届けたいという想いがこのような評価に繋がったのであると思います。
今後もより一層品質を追求し、ブータン松茸の評価を高めていきたいと思います。

ブータン産松茸 鮮度へのこだわり!

香りが弱いと感じられた場合
上記の通りブータン産生松茸は鮮度を保持するため、冷蔵にて菌の活動を抑えて配送されています。
香りが弱いと感じられた場合は常温に戻してからお使いください。
但し、常温に戻すと傷みが早まりますので、必ずすぐにお召し上がりください。

NIKKEI STYLE 様にも「国産松茸を超える香り? 一つ星シェフが選んだのは…」という記事を掲載して頂きました。

ブータン松茸売上No.1 カルマ氏
ゲネカ松茸マーケット
ウラの農業組合

ブータン産生松茸 入荷次第順次発送中です!

生松茸

お中元セット

お中元セットは贈答用箱、熨斗がセットとなります。

冷凍松茸

松茸だらけご飯